年代別・精子の奇形率 精液検査.com

年代別・精子の奇形率

努力してもなかなか妊娠できないという場合は男女どちらかが不妊症を患っている可能性があります。なかでも男性不妊は精子に異常があると自覚症状を感じられない分だけ発見が遅れやすいので、少しでも心当たりがあれば精液検査をしっかりと受ける事が大切です。精液検査によって判ることはたくさんあり、精子の総数から運動量に至るまで様々な事が分かりますが、その中でも精子の奇形率の割合は妊娠に大いに関係のある数値なので、この数値が基準値を上回っているかどうかよく確認するようにしておいてください。

精液内にある精子の内、健康的な精子が全体の50%未満だった場合は奇形精子が基準値よりも多いという事になるといいます。ここで気になるのが奇形精子の割合は年齢によって変化するのかどうかという点です。女性の場合は歳を取るごとに妊娠や出産が難しくなるといいますが、男性の場合はどうなのか知りたいという方は多いのではないでしょうか。結論から言うと男性の精子は年齢によってさほど変化しないといわれており、奇形率も大きな変動は無いとされています。しかし生活習慣によってはその限りではなく、不摂生を重ねる事によって奇形率はどんどん上がってしまうのだそうです。

精子の奇形率を引き起こす原因となっているのが喫煙と飲酒です。飲酒は適量ならさほど問題にはなりませんが、特に大きな問題となっているのが喫煙で、ヘビースモーカーの人とそうでない人とでは精子のありとあらゆる数値に差が出てくるといわれており、特に精子の奇形率には大きな差が現れるそうなので、奇形率が多く喫煙しているという方は今すぐ禁煙して正常な精子の生産率を上げるように努めましょう。

精子の奇形率は人それぞれで違いがあり、中には生まれつき奇形精子が生まれやすいという方もいらっしゃいます。しかしそういった方全てが妊娠させる事が出来ないというわけではありません。最近は人工授精により治療する事が難しい不妊症であったという方も妊娠させる事に成功したケースが報告されるようになってきているので最後まで諦めないでください。

<追記>
最近わかってきた問題に“DNA(遺伝子)の損傷”があります。精子に含まれるDNAが損傷していた場合、生まれてきた子どもにいくつか遺伝による障害を発症する可能性が示唆されています。
原因としては加齢や喫煙などが考えられます。
人の体はつねに細胞分裂(DNAのコピー)をしながら維持されていますが、DNAはこの分裂をするたびに損傷(コピーミス)する危険性をはらむため、時間がそのままリスクとなってしまいます。また喫煙は直接DNAにダメージを与えるとみられています。
こちらは奇形率を含む精子の健康状態とは別の問題であり、DNA検査の話となってしまいますが、加齢や喫煙が決してプラスにならないことは留意してください。