採取方法と禁欲期間について 精液検査.com

採取方法と禁欲期間

■ 病院での採取

病院ではたいてい病院内にプライベートが守られる専用の個室が用意されています。採取用のプラスチックまたはガラス容器を渡されますので、原則としてマスターベーション(自慰行為)を行い容器に1回に射精する全量を採取します。全量が必要なのは1回の精液量も検査の対象となるからです。

■ 自宅での採取

自宅での採取は精神的余裕というメリットがあります。病院によっては自宅での採取も許可してくれますが、これにはいくつかの条件に従う必要があります。まずは搬送条件として病院からおおよそ1時間以内に運べること、その間に精液の温度を一定(25℃~36℃程度)に保つことです。こうして精子の生存率や運動率を維持します。自宅で採取したい方はこうした条件を守れるかが病院選びの目安になるでしょう。
また採取条件としてコンドームなどではなく専用の容器を使用すること、性行為中の射精ではなく、マスターベーションにより採取することなどが挙げられます。これは採取中に異物が混入するのを防いだり、精液の正常な状態を保つために必要です。

■ 禁欲期間

精液を採取するまでに禁欲期間(射精しない期間)を設けてもらう必要があります。これは検査に十分な精液量と質を確保するためです。禁欲期間は短すぎると精液量が少なくなるケースがあり、反対に長すぎると精子の運動率の低下や精液濃度の上昇などがみられます。WHO(世界保健機関)の推奨ではこの期間を2~7日間としていますが、病院により4~7日など指定される期間は多少異なります。